IOIer Japan Programming Contest #1

Can Participate: All Rated Range: - Penalty: None

IJPC 2012 : Practice | #1 | #2 | #3 | ..

コンテスト全体の案内ページ

第一回コンテストの案内ページ(順位・問題・入出力データ・解説)

概要

  • IJPC(IOIer Japan Programming Contest) 2012 は IOI(国際情報オリンピック) 2010 カナダ大会および 2011 タイ大会に日本代表として出場した計5人の選手が作った問題を解くコンテストです。
  • 競技形式が通常の ICPC 等とは大幅に異なるので、IJPC の形式に慣れるための Practice 用問題をあらかじめ解いておくことをおすすめします。

更新履歴

日時・場所

競技規則

  • 個人戦です。一人で参加してください。
  • どなたでも参加することができますが、システムへの攻撃を意図しない人に限ります。
  • 競技中はオンライン・オフラインを問わず、どのような資料を参照しても構いません。ライブラリの使用、ソースコードのコピー・ペーストも認めます。
  • 競技中に競技問題の解法に関わることを他人と話したり、インターネット上に書き込むことは禁止します。
  • 使用できるプログラミング言語については、少なくとも C++ を使うことができます。(詳細は後述の「言語について」を参照してください)
  • 問題数は1回のコンテストで3問の予定です。
  • 各問題はいくつかの小課題に分けられており、小課題ごとに満点が定まっています。各問題の満点は、その問題における小課題の満点の合計です。なお、すべての問題の満点は 100 点です。
  • 小課題は難易度別に分けられており、最も難しい小課題を正しく解くプログラムは他の小課題も正しく解けるようになっています。
    • 各問題では回答として1つ以上のソースファイルを提出します。
    • 問題ごとに grader という補助プログラムが提供されます。
    • 入出力はすべて grader が行います。回答のプログラムは入出力を行ってはいけません
    • 回答プログラムは grader との通信によってのみ問題に関するデータを得る、または答を出力することができます。
    • 各問題で grader のインターフェースが説明されています。
  • 各小課題は固定点自由点のどちらかを持っています。
    • 固定点をもつ小課題には満点が定まっており、1つ以上のテストデータが属しています。その小課題に属するすべてのテストデータに対して制限内に正しい答えを出すプログラムに対してのみ満点が与えられます。実行時間制限およびメモリ制限はひとつのテストデータについてのものです。小課題中に部分点はありません。
    • 自由点をもつ小課題には満点と採点方法が定まっており、1つ以上のテストデータが属しています。回答のプログラムが問題の基準を満たしていれば、その上で採点方法に基づいて得点が与えられます。
  • 参加者のある問題に対する得点はその問題における小課題で参加者が得た得点の合計とします。
  • 参加者の全体の得点はすべての問題で参加者が得た得点の合計とします。
  • 提出に関するペナルティーはありません。回答提出の時間に関係なく点数だけで順位が決まります。
  • 競技形式が特殊ですが、この形式は第22回国際情報オリンピック IOI 2010 カナダ大会のルールに基づいています。
  • IOI 2010 で出題された問題や IOI 2010 の競技規則を参照すると理解しやすいと思います。

ライブラリの使用に関する注意

  • このコンテストではライブラリの使用は認められていますが、コンテストシステム AtCoder の利用規約に次の条項があることに注意してください。

ユーザ自身が作成した著作物を本サービスを通じて掲載した場合、弊社が宣伝告知等に利用することを許諾するものとします。また、かかる使用に際して、当該ユーザは著作者人格権を行使しないものとします

  • 実際過去に AtCoder の公式 Twitter アカウント(@atcoder) で提出されたソースコード(へのURL)が掲載されたことがあります。
  • また、AtCoder ではコンテスト終了後に他人の提出したソースをすべて閲覧することが可能であることにも注意してください。
  • したがって、自身で用意しているコンテスト用のライブラリを他人に閲覧されたくない場合やAtCoder社を通じて公開されたくない場合にはライブラリを使用しないことをおすすめします。
  • なお、実際の IOI (国際情報オリンピック)ではライブラリ類の持ち込みは一切認められていません。
  • これから IOI を目指す人、あるいは参加する予定の人はライブラリを使わずに臨むとよいかもしれません。(繰り返しますが IJPC ではライブラリの使用は認められています)

注意事項

  • 問題の並びは難易度順ではありませんので注意してください。
  • どの問題も最初の小課題は易しい設定になっています。色々な問題に挑戦してみてください。
  • IJPC 2012 は競技時間 5 時間で 3 問の問題を解くという、情報オリンピック系以外のコンテストではあまり見ない設定です。
  • 問題数が少ないため、各問題ですべての小課題を解く、すなわち満点をとる難易度は高めですが、一部の小課題のみを解いて部分点を得ることができます。

言語について

  • IJPC 2012 では上述したように各問題に対して grader を提供する必要があるため、対応可能な言語を増やすのにはたいへんな手間がかかります。
  • 最低限 C++ では参加することが可能ですが、他の言語をサポートするのはスタッフの余力がある場合に限ります。(サポート出来ることが分かり次第このページに追記します)
  • ただし各問題の時間制限の設定は C++ を基準にして行うため、他の言語がサポートされた場合でも、時間制限が厳しい問題はその言語で解けないこともありますので注意してください。
  • 現在 IJPC 2012 で使用できる言語は C++ のみ です。

スタッフ

作問・テスト・問題文

  • 今西健介(JAPLJ)
  • 城下慎也(phidnight)
  • 原将己(qnighy)
  • 村井翔悟(semiexp)
  • 山下洋史(utatakiyoshi)

協力

  • 今城健太郎(imos)